ブラッシング指導


こんにちは、歯科衛生士の渡邉です。
先日、久しぶりに検診で来院された20歳の男性のブラッシング指導をしました。
お口の中を観察すると、歯垢が歯の表面に多く付着しており、
歯ブラシを当てると出血し、中等度に進行した歯肉炎になっていました。
お話しをしていくうちに、
「昔は定期的に来院していて、フッ素も毎日行っていたが、
今は大学生で一人暮らしをしており、フッ素もやらず、
歯磨きも前のようにしっかり出来ていない」
ということでした。
そこでまず、歯の汚れを染め出し液で赤く色をつけ、鏡で確認してもらいました。
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「歯医者にくる前に磨いたのにまだこんなに汚れているなんてビックリした」
と驚いていました。
歯を磨く時は順番を決めて磨く、
歯ブラシは細かく動かして磨くようにと指導をしました。
このように、以前は歯磨きやフッ素ができていても、
環境などが変化してできなくなってしまったという方も多いと思います。
なぜフッ素や歯磨きが必要なのかをしっかり患者様に説明し、
理解して実践してもらえるような、信頼される歯科衛生士になれるように、
これからも頑張っていきたいと思います。